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「自己啓発」が気持ち悪いと思っていた

「私は、潜在能力を信じ、求める豊かさを当然に手に入れます!」

朝も早くから参加した勉強会にて、
全員で読まされたのは、こんな言葉だった。
渡されたプリントを見ている時点で、まぁ嫌な予感はしていた。

社畜サラリーマン時代にたまたま存在を知った、近くのコンサルティング会社にて。
なんとなく独立を意識し始めた僕は、朝の勉強会に参加した。

独立後、起業後の世界というものに、触れてみたい。
実際どんなものなのか、知りたい。

その純粋な期待は打ち砕かれ、頭を満たしたのは「来てはいけない場所に来てしまった……」という後悔の気持ちだけだった。

途中で退出するわけにもいかず、じっと時間を過ごした。

そんな中で、率直に考えた。

この人たちは朝早くから集まって、わざわざこんな言葉を唱和しないと、前に進めないのだろうかと。そんな暇があったら、もっと世間の役に立つことをしようとは思わないのかと。控え目に言って、頭が足りないのではないかと。

今だからこそ言えるが、それをもって「自己啓発」とみなしてしまうのは早とちりだった。

しかしそれからというもの、自分の中で「自己啓発」のイメージは、しばらくすっかり「そっち系」になってしまった。

痛い人が、傷のなめ合いをするもの。心の拠り所にするもの。
根拠のない未来に、希望を持つためのもの。

その手の教材を売るサラリーマンが、「夢は叶う!」「願いは実現する!」などと言いながら、
ダイハツの軽自動車で朝から晩まで営業して回っているという話も、ジョークのネタでしかなかった。

そんな印象が変わったのは、独立してしまってからずいぶん後のことだ。

「自己啓発も悪くないな」と思い始め、
「自分にとっては必要だったな」と価値観が変わり、
「もっと早く取り組んでいれば…」という後悔にまでなった。

きっかけは、FacebookのMENSAコミュニティで知り合った人のセミナー動画だった。

そのMENSAの人に、何かを押し付けられたわけではまったくない。
そもそもこの団体の会員同士で、そういう営業活動はご法度だ。

僕自身が興味を持ち、わざわざ新幹線で大阪での無料セミナーへ出かけたのが最初だった。
(ちなみにその時の動画は「MENSAシリーズ」として動画コンテンツにもなっている)

MENSAの人のコンテンツの中に「起業家に必要な5つの卵」という動画がある。
それは、このブログを立ち上げるきっかけともなっている。

ざっくり言うと、
「マーケティングと、業界知識と、ロジカルシンキングと、MBA知識があれば、起業できます」というものだ。

そして、もう1つ。

一番最初に必要とされるのが「自己啓発」なのだ。

正直最初は「おいおいおいおい」と思った。

だがそれは、冒頭に書いたようなごく一部の自己啓発のイメージから来る、偏見に過ぎなかった。

起業において、マーケティングやロジカルシンキングなどそれっぽい知識よりも、「自己啓発が大切」だと……?

結論から言えば、その真の根拠は、それが「行動力」につながるからだ。

繰り返すが、僕が自己啓発を気持ち悪がっていたのは、それを好きな人たちの変なイメージが頭にこびりついていたからだ。正直なところ、カルト宗教チックな何かを感じてしまっていた。

しかし、見ている世界が狭かったのは、僕のほうだった。

独立してからというもの、それなりに努力し、それなりに仕事に困らないようにはなっていた。しかし、何か心の底から取り組んでいるようなもの、スカッとしたものが感じられなくなっていた。

「君は何がしたいのかわからんね」と言われることもしばしば。そんなことを言われる度に、ビッグなお世話だ、と思って流してきたが、それは耳の痛い事実だった。

いつの間にか、何年もの間、仕事を「こなす」ようになってしまっている僕がいた。それでも、社畜サラリーマン時代のITの知識が活きたりもし、食うに困らない状態ではあった。

目の前の仕事に振り回され、それなりに忙しくはある。しかし、特に何をしたいわけでもない。そのうちなんとかなるかもしれない。ならないかもしれない。それでもとりあえず家族を養えているから、いいか。

断言する。これではダメだった。

これなら、自己啓発で朝から大声で叫んでいる人のほうが、まだマシかもしれない。自己啓発が気持ち悪いと切り捨てて何一つ前に進まないより、よほど。

ただ、自己啓発が嫌いだったからこそ、一歩引いて、有効に使うことができるようになった。

自己啓発の本質の一つに「成功者の話を聞く」というものがある。

成功者がどんなことを考え、どんな困難を乗り越え、成功したのかを知る。そして、今の自分にないものを知る。

それで特定の人間を盲信すれば、自分が嫌っていたそっち系になるかもしれないが、そういうことではない。

言うなれば、今の自分が変わるためのきっかけに過ぎない。

ただ、行動するために使えばいい。

それで物事の見方は、ずいぶん変わる。やりがいも出てくる。

そしてこれは別に自己啓発に限った話ではなく、世の中にはいろいろな話があるけど、自分で考えて、自分の役に立つように適切に使いましょうと。

それだけの話だったのかもしれない。

「僕は、潜在能力を信じ、求める豊かさを当然に手に入れた!」
などとは言わないが(笑)

ただ、独立開業して何年もやってきた身として言えるのは、

起業に最も必要なのは、自己啓発だった

ということだ。

一時期の無駄を思うと多少悔しいけれど、そう認めざるを得ない。

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